
そこで以下の通りNFTアートが高額取引された理由について徹底分析します!
ポイント
Beepleさんの「Everydays – The First 5000 Days 」75億円
Larva Labsさんの「CryptoPunks」18億5,000万円
ジャック・ドーシー(Twitter創業者)の「初ツイート」3億1,640万円
日本の小学生(8歳)のドット絵「Zombie Zoo Keeper」240万円
※イーサリアムの値段を日本円に換算
では、さっそく続きをご覧下さいませ。
なぜ「NFT」アートが高額取引されたのか?
Contents
Beepleさんの「Everydays – The First 5000 Days 」75億円
75億円で取引されたBeepleさんのNFTアートは以下の「Everydays – The First 5000 Days 」です。
参考Beeple(b. 1981)EVERYDAYS: THE FIRST 5000 DAYS
Everydays – The First 5000 Daysを日本語訳すると「毎日 − 最初の5000日」である通り、こちらBeeple(ビープル)とさんが数年間かけて毎日描いたスケッチを集めたものです。

デジタルアーティストである作者のBeeple(ビープル)さん、そんなに有名ではなかったそうです。
重要なところ
無名のアーティストのNFT作品を、ここまで高額で購入するお客様(パトロン)がいた。
この「お客様(パトロン)」の像ですが、以下の条件に当てはまる人でしょう。
パトロンの条件
多額の仮想通貨(暗号資産)を運用している
美術品に強い興味・関心がある
NFTに将来性を感じている
ちなみに、この75億円の価格をつけた取引はオークション形式で行われた為、高額入札をしたパトロンが何人もいたことになります。

アーティストの人生が表現された「Everydays – The First 5000 Days 」が高額取引されたことはアーティストが活躍する場がNFTの市場に広がった象徴的なものでした。
評価された点
- NFTのアートの始まり
- 人生の表現
- 美しさ
Larva Labsさんの「CryptoPunks」18億5,000万円
累計18億5,000万円で取引されたLarva LabsさんのNFTアートは以下の「CryptoPunks」です。
「CryptoPunks」は、AIによって生み出された24✕24ピクセルのドット絵アイコン画像10,000個で構成されています。

NFTアートは所有権の履歴も残る為、例えば『あの有名人が持っていたアイコンが◯◯円で出品されている‥欲しい!』って具合に価格が高騰することも見込めます。
評価された点
- AI技術の創作
- 同じ物がない
- 限定10,000個
ジャック・ドーシー(Twitter創業者)の「初ツイート」3億1,640万円
3億1,640万円で取引されたジャック・ドーシー(Twitter創業者)のNFT化された「初ツイート」は以下の投稿です。
このツイートが「Twitterを作った本人が投稿した初めてのツイート」であるとNFTによって証明されて売り出された結果、3億1,640万円もの値段がつけられたのです。

歴史に名を残す人の記念すべきTwitter初ツイートをNFTによって所有できる喜びが取引されたのです。
評価された点
- 有名なTwitter創業者のNFT
- 歴史に残る記念品
- ツイートを所有できる喜び
日本の小学生(8歳)のドット絵「Zombie Zoo Keeper」240万円
240万円で取引された日本の小学生(8歳)のドット絵は以下の「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」です。
参考Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)OpenSea
Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)は、8歳の小学三年生が夏休みの自由研究で取り組んだNFTアートです。

NFTアート化の序盤で有名人(DJ・Trevor McFedriesさん)が購入しTwitterのアイコンに使用したことが、世界中にZombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)が知れ渡ったキッカケとなりました。
評価された点
- 8歳の子が作ったNFTアート
- 有名人がTwitterアイコンにした
- 立て続けに有名人が購入している
旧来の美術品と同じく「話題性が価値に直結していった事例」ですが、これから注目されていくであろうNFTアートの場合は短期間で爆発的であることが特徴でしょう。
ニセモノに注意
Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)の人気に伴って偽物や盗作のアカウントが現れていることが本人(保護者)Twitter上で警告されています。
お気に入りのNFT作品を発見したり、NFTアーティストを支援したいと思った場合は、しっかり本人が発行したホンモノであると確認した上で購入するようにしましょう!

今後ますますブームが到来するであろうNFTアート、皆さんもタマスケNFT美術館の作品を所有してみませんか?
◎ まとめ
- Everydays – The First 5000 Days はアーティストの人生が表現されており、NFTの市場に広がった象徴的なものであった。
- CryptoPunksは、AIによって生み出された24✕24ピクセルのドット絵アイコン画像10,000個で構成されており、限定品であることが魅力であった。
- ジャック・ドーシー(Twitter創業者)の「初ツイート」は歴史に名を残す人の記念すべきTwitter初ツイートをNFTによって所有できる喜びが取引されていた。
- Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)は「話題性が価値に直結していった事例」であり、短期間で爆発的であることがNFTアート取引の特徴であった。